カテゴリ:レジデンシー通信( 2 )


2016年 08月 31日

門出のブナ林を散策

こんにちわ。オーサワです。2回目の記事となります。

本日、地元の小学校と、東京の小学校の恒例の交流会が開かれました。
先生にお誘いいただき、菅野さんと私で、門出のブナ林へのハイキングへ同行させて頂きました。

その様子とフィーリングをレポートします。

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ここは門出かやぶきの里、かやぶきの宿の「おやけ」です。古いかやぶきの古民家を改装したお宿。
ここに小学生たちは宿泊したそう。にぎやかそうですね。
(ちなみに、ホームページはこちらから)

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さてかやぶきの里から、国道をまたぎ山のほうへ歩き出します。

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左折すると「大開の棚田」という所みたいですが、ここはまっすぐ、ブナ林を目指します。

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急な登り道をあがっていき、お地蔵さんのいる杉林を登ります。

東京の男の子が、高尾山(東京の高尾です)にのぼった思い出をしゃべっていました。

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視界が開けました。棚田です。

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収穫の時期は近そうです。緑と金色のあいだの色をしていました。

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ここではおいしい湧き水が湧いています。みんなでいただきました。

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リフレッシュしたらさあ、脇の道を登っていきます。
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これは本うるし。山うるしと違うのは、柄が赤いところ。
樹液はもちろんだけど、ちょっと触るだけでも痒くなるから、触っちゃだめだよ、と子供達は説明を受けていましたが、そんなこと言われると逆に触りたくなった子もいたんじゃないでしょうか(笑)

私は誘惑に負けてほんの指先だけ触ってみました。気持ちかゆくなったような気がしましたが、運良く長続きはしなかったです。

また、この辺で立ち止まって先生と地名の話を。
高柳の地名に「島」が多いことなどが話題にのぼりました。鯖石川からみた陸は、島として見えていた・捉えられていたとか。

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さて、開けたところへ。目の前に森があります。あれがゴールのブナ林。

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門番は大きなイチョウの木。

イチョウはほぼ自生していないので、基本的には人の手によって植えられる木。
自生のブナ林とコントラストを成しています。


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さあ、飛び込みました。ブナ林へ。
嗚呼、気持ちいい木漏れ日。

ここのように、低標高でのブナ林は珍しいとのこと。

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高い枝から吊るしたブランコで遊ぶ子たち。

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ブランコはすんごい高いところの枝からぶら下がっています。

しかもその部分まで枝がほぼない。
なのに、木こりさんがよじ登ってロープをセットしたとのこと。ものすごい職人技です。

(ブランコは私もすごく乗りたかったですが、たぶん枝が折れるのでやめときました)


東京の高尾山にはどうやらブナがないようなので、東京の子供たちには少し新鮮だったかも?


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ブナ林の魅力はなんでしょう。
銀の幹肌に、さらさらの葉っぱにちょうどいい木漏れ日。とにかく爽やか。

落葉樹なので地面もふかふか。落ちても怪我しにくいし、こんなところのブランコなんて贅沢な遊びかも。

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地面を掘りました。葉っぱの原型をとどめている層が結構深くまで。
なにかの根も張っています。こりゃふかふかなわけです。

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これはブナの実。去年のものですが。
熊の好物です。
その年のブナの実の豊凶が、熊が人を襲う危険性を占う材料のひとつと言われてますが、今年はまだこれから。

高柳も、昔より熊の出没が増えた、という声を聞きます。
人が少なくなれば動物が増えてしまうのでしょう。ブナの実だけでは満足できなくなったのでしょうか。それとも?
この実をみると想像を掻き立てられます。


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ブナの芽です。
写真には映ってませんが、子供たちは「これブナかな」「雑草じゃね」などと言い合いながら研究していました。
センスオブワンダーがスクスクですね。
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我々は途中で失礼することに。
なにやらワイルドに昼飯が用意されているようで、羨ましいですね。

ご飯を炊いておられるのは、あの朝日山酒造の久保田のラベルに使われる門出和紙、その紙すき職人さん。とても有名な方。

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帰り道、チョウがチューチューしているところを激写。クロアゲハ?
私は蝶人・伊藤さんの指揮するオオムラサキプロジェクトの植林作業に参加したので、それ以来興味がでてきました。
オオムラサキもいつかここで見たい。

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火の用心。


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門出のマップ。
今回あるいたところは、「散策路」というころですね。

ブナ林の向こうには銀杏園があるみたいで、さっきのイチョウはその関係なのかな?
(それにしても紙を漉いている男の方は、ご本人に似てますねえ‥と菅野さん。そうかもです笑)


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集落にて岸田劉生の有名な切り通しの絵に見える坂が。
立ち止まって鑑賞。

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最後はおやけから少し登ったところにある、同じくかやぶきの宿「いいもち」へ。

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ここは高台にあるおかげか空がよく見え、月見をするにはいいところかもしれませんね。


さて、恥ずかしながら、まだ私は高柳の事をほとんど知りません。
8月1日から移住してこの日で丸1ヶ月ですが、実際に歩いてみることで感じがつかめる部分がありました。

これからもっと深く知っていこうと思います。



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by Guruguruhouse | 2016-08-31 23:59 | レジデンシー通信
2016年 08月 30日

はじめまして

レジデンシー2号、オーサワと申します。

わたしはいま、ギャラリー米山の2階、住む部分を改装しています。

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壁の塗装が完了に向かっています。
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また、本日は新潟よりいらした学生さんを案内しました。
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右端の方がそうです。ちなみに左端の方が現在グルグルに逗留中の作家・菅野さんで、中央が私です。
彼は建築系の大学院で、まちづくりに関する研究をしていて、中越をめぐる道すがら、高柳を巡ったなか岡野町にもビビッときて立ち寄ったそう。まずはグルグルハウスのギャラリーで小松さんの作品を鑑賞していました。

そのあと菅野さんと私で、関連のきつねの館、ギャラリー米山、酒の館を案内し、貞観園の石段を登り、ちょうど休館日だった貞観園の前でしょんぼりしつつ、それでも周りの景観を楽しみながら、黒姫神社を参拝し、長太夫と案内しました。

我々の通ったルートは、じつは岡野町の明治期以降の新しい街道と、それ以前の古い街道をぐるっとまわるかたちになりました。こういった二つの歴史をめぐる環境があることが、なにか未来につながるポイントかもしれません。

彼はどうも現地で情報やフィーリングを集めて思考する能力に長けている気がしました。彼の目には高柳が、または世界が、今、またはいずれ、どういう風に映るのでしょうか。今後が楽しみです。
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by Guruguruhouse | 2016-08-30 17:36 | レジデンシー通信