2013年 09月 22日

多田金コンサートと舟見アトリエ訪問

上越に作曲家の長谷川朝美のコンサートに行って来ました
多田金と言う高田にあるライブ会場で音楽業の老舗として知られていた店です
高柳より20名あまりの応援団でバスを仕立てて行って来ました
そして開演前に高田在住の現代美術の作家 舟見倹ニ先生 の御宅を訪問させて頂きました

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長谷川朝美さんとパートナーの音楽プロデューサー福島竜胆さんのお二人とは昨年来の付き合いになります
彼等が活動拠点としての古民家を探しに新潟に来た際にグルグルハウスを足場にしたのが始まりです
今では 図々しくもイベントの際に生ピアノ演奏など頼んでいるのですが嫌な顔もせず引き受けてくれます   朝美さんにとってはこちらでの初のソロライブです 応援しなくてはグルグルが廃ります

いざ出発です
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多田金さんのピアノのあるステージです
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朝美さんです ちょっと緊張ぎみかな
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店内はこんな感じ
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休憩を挟んで第二ステージ目です 緊張感もとれてトークもなめらかになっています
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今回のコンサートの出だしから 私は演奏家ではありません 作曲家ですと主張していました

彼女のオリジナル曲とパートナーの竜胆さんの曲と注文のあったスタンダードの曲で構成されていて
聞き比べができて興味深くて面白かった 

自分の表現世界に妥協すること無く挑み続ける朝美さん素敵でした
ご苦労様そしてありがとう
応援に参加してくださった皆様ありがとうございました

でも グルグルハウス高柳での生ピアノ演奏 やってね



さて 順番が逆転してしまいました
コンサートの前に御伺いした「舟見 倹ニ先生」のお宅です
高田城址の公園のお堀沿いにある古い日本家屋にお住まいです 元々はお堀内にあったものを移築されたものとのことです
 
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1925年生まれの先生は現在88歳
先生ご自身はかつて公園内にあったという高田偕行社という陸軍の将校の集会場に生まれ育ったということです 明治末に建てられたその建物は華やかな将校の社交場として高田の鹿鳴館と呼ばれていたそうです そして将校であったお父様は常置幹事と云う役職でそこを管理されていて先生は子供ながらもその雰囲気を覚えているとおしゃっていました
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玄関から入ってすぐの部屋に先生の作品が展示されていました
版画(シルクスクリーン)による抽象表現の作品とBOXARTの封じられた世界の作品群です
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初めて舟見先生の作品を拝見させて頂いたのは今春4月末から5月末にギャラリー湯山での個展
「舟見倹ニの世界展」でした
作品もさることながら驚いたのは先生の見た目の年齢と実年齢のギャップでした 湯山で一緒に活動されている先生方と同世代の60代70代前後と思っていたので年齢を聞き間違いしたと思っていました …とにかく若いのです

作品を拝見させて頂いて印象的だったのは透明感があるのです 作品を取り巻く空気がシャキッとしています 制作するのが楽しくてのめり込んでいるのだけれど何処か俯瞰で見ている作家を感じます 視点が安定していると言うか 要するにクールなのです 版画による平面構成の抽象表現の世界とボックスアートと云う個人的世界の記憶の封印作品という正反対の表現に思われるのに違和感を感じなかった

先生は10歳の時に乗せてもらった複葉機に魅せられて飛行機馬鹿になってしまったそうです
東京芸大を卒業され中島飛行機(〇戦を作った会社)で隼という戦闘機の開発設計に携わっていたそうです  
現在平和主義者を自認する先生にとって軍人の家庭に育ったことや憧れの飛行機に生死を懸けた戦闘機の開発
にかかわったことなど 若い時にから冷静に精緻にバランス感覚が必要な環境にいたからこその今の作品があるのだと思いました



会期は終わっていますが湯山の案内です

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自宅にあった作品です
作品の周囲には沢山の制作上のメモ書きが貼られています
それらにより作品イメージはいっそう深まります ボックスとセットなのです
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重重しい扉です
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扉を開けると,,,
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初顔合わせの二人です 左側が舟見さんの息子さん右側がグルグルの常連で茂野さん 
二人とも飛行機馬鹿です先生を含めて3人の飛行機馬鹿がここにいるのです

飛行機馬鹿を取材して見たいものです
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舟見先生
大人数での訪問の受入ありがとうございます皆様大喜びでした

そしてまた 来年のグルグルハウス高柳での個展宜しくお願い致します
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by Guruguruhouse | 2013-09-22 13:19 | 高柳町通信


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